オオクニヌシノミコト
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60年に一度の出雲大社本殿特別拝観が8月1日から17日まであるそうな。


建築士の試験でもお目にかかる出雲大社。
コレは大国主命が大和朝廷に政権を移譲するときに
交換条件として、大国主自身の希望によって造営されたという。
つまり、天高原にある「天日隈宮」なる宮殿とまったく同じものを
出雲の地に建てて自分を祀れ、
さすれば平和のうちに政権交代してもよろしい、
と言ったと言う話が「古事記」「日本書紀」に見える。

一国を一宮殿と取りかえっこしちゃうなんて、
ずいぶん損だと思うのは現代人のセコさ。

もっとも、大国主も少々小児病的傾向があったらしく
「出雲の社は伊勢神宮より大きくなくっちゃイヤだいッ!」
と駄々をこね、
その結果、当時は高さが97mあったとか48mだったとか言われる
上の図のような神殿が実現したと言う。



とある家人たちは特別拝観を見ようと過去2回行ったらしく
だからと言ってそんなに年をとっているわけでもないのだが、
並んでいると係りの人に帰らされたらしい、、、

三度目の正直になるのだろうか、、、

服装を間違わないことを祈るばかりである。



行かれる方は暮れ暮れも服装には気をつけましょう。
by kta-room | 2008-08-01 20:34 | かりそめ
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