新幹線に乗り山口へ向かう。
待ち合わせ時間より1時間半も早く着いたので
徳山の街を歩く。
アーケードのある商店街から1本奥に入った路地に入り、
少し寂れたごくごく普通のうどん屋に入ることにした。
旨いかどうかは置いといて、
ワタクシの廻りはぶっかけが主流なので
間違いなくこの店はお気に召さないだろう。
あいかわらず土地をはじめて見るときというのは
夢が膨らむ
そして自然と鼻の穴も膨らんでいる。
昨日はあいにくの空模様だったので
抜けるような青空や海は見ることが出来なかった。
その代わり不思議に何処からか誰かが見ているような、
決して安心できないような雰囲気がある。
造成された角地の土地は、
隣家よりも低く、
誰かに見下ろされているような気がしてもしょうがない。
前面道路より高いので、
ヤハリ、ココは見下ろすことを考えた方がよさそうだ。
ロケーションは瀬戸内海を望む場所。
この土地から見える海は入江になっていて
笠戸湾越しに遠くうっすらと下松の工業地帯が見える。
場所を印象づけ
場所のチカラを顕在化させる。
それが今回、計画することの目的ではないだろうか、、、