公園に面するタイル貼りの壁とは違い、
裏の顔は朽ち果てそうなスレートの壁。
取って付けたようなソノ壁の裏、2階に上がっていく階段は
薄暗く様々な配管がうねりを上げ、
上がりきるとなぜか掃除用の流しが居座っている。
コレらは全て包み隠さず、光と闇の千変万化なモノにしてしまおう、、、と。
改修工事は既存のモノを見せるか隠すかで方向性が決まってくる。
照明器具1つにしても、、、
スレートが一部撤去されていく、、、
光がサンサンと降り注ぎながら時と共に動き変化し続ける。
ココでは解体の極みを介して得られる、希望のようなものを体験できる、、、カモ。
希望は希望であって簡単に叶うものではない。
コノ急な「希望の階段」とやらを上がってからこそ、コノ店に入ることが出来るのである。