YOTUBA オープン。
あいかわらず、いつも勉強させられる。
できるだけデザインに寄りかからないで済ませるような方法で進めてきた。
コレは今回に限ってのことでもなくって、
いつも何かデザイン以外のチカラで、
モノの形や存在のあり方を決定できないものかを考えている。
で、バラバラなカタチを探ってみたり、
いろんなモノを引用してみたりと、、、
ジャズがクラッシックとちがう最大のポイントは即興性にあると思う。
その時、その場所でしか作れない音がふんだんに生み出されるのだろう、、、
完全に五線譜に記憶しきれないものがある。
コノ仕事も実は、デザインされたり設計されたりしている部分以外のチカラの方が働いて、
ソレで出来たモノだと思う。
型にはめられていないというか、その場あたりというか、、、
計算されて出来たモノなんだけど、
計算できないモノがベースにもなっている。
義弟とカウンターを塗りたくったように、、、
電気屋のGさん、鉄工所のおじさん、家具職人のFくんには
無理を言ったり抽象的なことしか言わなかったり、
大変迷惑をかけたと思う。
しかしながら手間を惜しまず、若い職人と家具を造るソノ後ろ姿は
恐ろしくもあり楽しみでもある、、、
自分が携わったものは全てそうなのだが、
コレも自分にとっては大事なものになりそうだ。
そんな予感がある。
しかも、この予感らしきモノがあと何年も経ったら、
朽ち果てて、恥ずかしいモノにもなっているかもしれない。
しかし、何はともあれ、
豊かに錆びつき、古めいていくことを願うばかりである。