先日の土日はお施主さんのご厚意により
予約制ではありましたが
完成見学会をさせていただきました。
ご主人、奥さん、ありがとうございました。
そして多くの方々のご来場ありがとうございました。
パネルや模型などを使ってのプレゼンテーションよりも
やはり、実際出来上がったものを直接見ていただけるのは
説得力があると思う。
見た目の好き嫌いはあるにしろ、
眼に見えない何かを
感じ取ってもらえたのではないだろうか。
初日の夜はご主人と会食。
その後ライトアップされた中庭を
ご主人とバルコニーで堪能させていただきながら、
いつのまにか二人共
泥のようにベターっと寝てしまった。
眼では見えぬところに凄玉が隠し込んであるのが
名建築なのだと胸を張っていたい。
そしてエレヴェーションからは想像もつかない出来事は、
そこへ訪れた者のみが体験できる。
ここの家人と付き合うには要体調管理である。
しばらく酒を止めてみようかと思い付くも、
多分実行しないであろう。
忙しくなり手足が回らなくなると手伝ってくれるO君。
彼は完成見学会があるたびに見に来てくれる。
今回も見に来てくれ、
特にコメントを残すわけでもないが
一応、興味があるのだろう、、、
何かしら感じているのだと思う。
彼は折れそうで折れぬところがある。
竹である。
その植物的な強さを自覚できると
一歩前進となるのだが、、、