3週続いての住宅展。
いろんな場所に行けばいろんな人に出会う。
見方を変えればココでは建築家はヨリドリミドリの
たくさんの商店にすぎないかもしれないが
お気に入りのフィーリングを持った人もいる。
それを確認出来るのがココのいい所である。
洋風がいいとか、
和風がいいとか、
ハコがいいとか、
シンプルがいいとか、
初対面からヤアヤア、ドレドレみたいな感じだったり
切々と説明していると
「あなたおいくつ?」
なんて興味をもってくれたりする。
「なんかわからないけどこんな感じが好きだ。」
とか
「インチキっぽいけど気になる。」
とか
正直言えば前のほうは誰からそう言われてもうれしい。
でも後者はうれしくない。
余計なお世話である。
また、ワタクシのやってきた仕事を
鋭く指摘する同業の方がいたということは
よい刺激にもなった。
中でも、
「屋根に座っている写真を見せていただいたのがとても印象深くて、
少し遠いですがこんな設計士さんだとゆっくり「作品」を作っていけるのでは、
という気持ちを持つことができて何となくうれしく、思い切ってメールしました。」
(勝手に抜粋してすみません。)
みたいな内容のメールを後日いただき、
いままでやってきたことが少しずつ伝わり、
ワタクシ自身励みにもなり、
何かしら感じてくれている人がいるということを再発見出来た。
3週連続の営業活動。
やらねばならぬことはあり恐ろしくて手を止めることは出来ない。
眠りもあくまでも浅い。
東へ南へと厳しくなる一方、ワクワクするような人もいるということを
骨のズイまで思い知らされたと同時に、
自分にとって大変有意義な3週間であった。
12月に出席する米子での営業活動でも自然に思っていることを言ってみる。
誰に気兼ねする必要もないから。