次の日は久しぶりの休みで、
姉のダンナさんの実家へ家族を連れ栗拾い行く。
この家というのは雲海でも知られている場所で
ほぼ山のてっぺんにある。
この山のてっぺんに集落があるだけで興味深い。
きっと歴史的にも何かあるはず。
こんなことを言っているのはワタクシ夫婦と妻の母の中にある、
「落人伝説」があるからというのは、
恥ずかしくて言えないのだが、、、
しかし顔を見てみても
おでこの出具合といい
耳からあごにかけての曲線といい、
家紋に揚羽蝶を使ってたら間違いなく平家の落人だろう、、、
伝説はこれくらいにしておこう。
ちょっと走りすぎてしまった。
すみません。
でも久しぶりの休みで良かった。
人間と雲や草木は動くけれど建築は動かない。
光と影は動くけれど建築は動かない。
動くものがあって、初めて建築は建築たり得るのではないだろうか。
建築は、人間と自然あってのモノだという考えに、
さらに言えば歴史あってのモノなのだという考えに
少し軸足を移していく必要があるだろう。
ちなみに拾った栗は写真の通りです。