![]() これは長野県の サービスエリアで撮った写真 今年の盆休みの予定につきましては下記の通りです、 と言いたいところですが、 実は打ち合わせや現場、図面作成などで 盆休みが取れそうにないので、 日をずらして、義弟達・kodと 群馬・水上の別荘へ行ってきました。 read more 夏期休暇 ![]() あいかわらず旅を何回繰り返してもロバはロバのまんまで 決してサラブレッドにはなりはしない。 しかし、ごく稀に旅をするロバの頭にもローソクの火ほどの知恵がともることがある。 ソノ火を灯すため義弟に会いに東京へ行った。 どれくらいぶりの東京だろう、、、記憶にない、、、 イヤ、ないことはない。 小学校の頃、家族で浅草に行った記憶はロバの頭でもわずかに残っている。 東京駅に着く。 呉で生まれ育ったワタクシは、「赤レンガ」を見慣れているせいか懐かしく感じた。 コノ赤レンガ建築が「西洋建築の神髄」であるかどうかは疑問が残るが、 「赤レンガ=明治時代への郷愁」が意識的に彫りこまれているのは間違いない、 と思う。 義弟の案内でアチラコチラ見て廻る。 ヤハリ東京に来たからには行っておかなければと、表参道へ向かう。 クリスチャンディオール 、、、トッズ 、、、プラダ 、、、表層建築のオンパレード。 ドメスティックな生活を離れ、新しいモノばかり見ていると、 眼はウロウロとさまよい始め目的を失いそうになる。 「滅びしモノは懐かしきかな」 古く滅びてゆくモノへの感傷の延長なのか、 それとも、たちの悪い廃屋趣味なのか、 表参道ヒルズ やクラスカ よりも D&DEPARTMENTや古ぼけた小さな家具屋が ロバの頭に火を灯してくれたかも、、、 kodのみなさん、 ありがとうございました。 ![]() 宮島水族館に着く。 こぢんまりとしたコノ水族館はペンギンと触れあうことが出来、 ちゃっかりペンギンやアシカと記念撮影を撮る。 帰りは観光客がゾロゾロと歩く表通りを通る。 昼食をすませ、歩く。 ムスメも歩く。 狭い路地を通り抜けると、キラキラ光る海辺へ抜ける。 大鳥居の前では観光客の記念撮影で黒山の人だかり。 神殿造りの厳島神社を横目に、 「たまには歴史的な建築様式でも勉強しろよ、、、」 「もう少し時間があればネ、、、」 そんな独り言を呟き われながら始末に負えないと途方に暮れながら、 ひたすら歩く。 途中息を抜き、 もみじ饅頭を口にし、 時計を気にしながらフェリー乗り場へと向かう。 「日本三景」は自然の景色を愛でることに重きを置いているが、 コノ宮島だけは「厳島神社」という建築物が絡み合うことにより、 自然の景観を一層盛り上げている。 しかも、ソレは海の中に建ち、奇景をも生み出してしまっている。 宮島の主峰で、 太古から山岳信仰の聖地である弥山を開基したとされる弘法大師も、 このキッチュな風景を前にすると目を白黒させたであろう、、、 帰りのフェリーの中、歩き疲れたのか ムスメも目を白黒させながら眠りについた、、、
![]() 土曜日、車で2時間半、広島の実家に帰る。 昼過ぎに着き、家の廻りをぶらっと散歩。 区画整理されている地域なので、良くも悪くも真新しい家や店が建ち並ぶ。 日曜日は、バアさんの提案でツマとムスメ、 そしてワタクシの4人で宮島に行くことになった。 最後に行った宮島はいつなのか覚えていない。 覚えているのはガキの頃、サルに襲われた苦い思い出だけ。 次の日、久しぶりの呉線。 12年ほど前、まだ快速も走っていない頃、 1時間かけて広島市内まで通勤していた頃がコレまたホロ苦く懐かしい。 宮島は実家からだと呉線で広島まで快速に乗って約30分、 広島から宮島口まで約30分、 瀬戸内海を走るフェリーで約10分。 やっとの思いで宮島に着く。 思い出した、、、宮島にはサルだけでなくシカもいることを、、、 そして奈良のシカに噛みつかれ引っ張られたことを、、、 恐る恐る乗り場を出る。ヤハリあちらこちらにシカがいる。 ところが、奈良のシカのような手厚い歓迎はなかった。 ホッと胸をなでおろす。 とりあえずタクシーで水族館へ向かうことにした。 続く、、、 ![]() 最終日、石垣に戻り商店街をぶらっとして空港へ向かう。 帰りの機内、乱気流のせいで飛行機が揺れる。 ムスメは怖がり今にも泣き出しそうだ。 八重山の旅でどんよりとしていた疲れが取れたような気がしたのだが、 乱気流のゆれで緊張のあまりドッと疲れが出た。 ソノゆれが逆に心地良かったのか、 ムスメはいつの間にか眠っている。 飛行機は怖くてイヤだよ、、、 岡山は寒くてイヤだよ、、、 なんてつぶやいてはみるのだが、 機内の窓をのぞくと、渋滞になっている車のライトが長く連なっている。 午後6時、空港に下り立った岡山はすでに暗く、 冷たい夜風が懐かしく感じた、、、 灼熱の太陽にヤラれたせいか、しばらくの間、 伸びきって復元力を失ったパンツのゴム状になったワタクシが ズルズルと転がっていた。 コノ日記を書き終える頃には張り替えられていることを願う、、、 ワタクシ自身贈り物をしたり、 されたりするのはうれしいけど、 才能に欠けているので少しオックウなのが本音だ。 考え出したらキリがない。 そんなに気がきく方でもないけど、 世間並みの気配りだけは必要だと思うのだろう。 旅に出ればお土産にアノ人にはコレで、 アイツにはアレか、なんて想い迷う。 結局、アレヤコレヤ迷った末に、 決めることが出来なくって何にもしないなんて事が大半なのだ。 と、いうことなのでワタクシの心情、察してくだされば幸いです。 ![]() ハイビスカスの匂いなのかシーサーの遠吠えなのか覚えてないが、フト目が覚めた。 朝の大気と一緒に光が差し込んでくる。 空は青かった。 突き抜けるようなとは言えなくても キリリとした風が入り込んできた。 ホント、八重山の天気は読めない、、、 どこからともなくコーヒーの香りがする。 ワタクシより早く目が覚めたのか、ツマがモーニングコーヒーをすすっている。 ハイビスカスの匂いではなかったようだ。 もしかすると遠吠えもツマが歓喜した声なのかと、 チラッと見るが涼しげにコーヒーを飲んでいる。 朝食をすませ観光バスで小浜島をグルリと廻る。 「ちゅらさん」で有名になったコノ島はホトンドがそのロケ地を廻り、 ソレを見ていないワタクシ夫婦はピンとこなかった。 コレと言って何もなかった。 何もないのが南の島。 ムスメは夢の中だった、、、 波の音に誘われ、海へ向かう。 ポカーン、ポカリ、ポカーン、ポカリ、 どーも近くにテニスコートがあり、 そのノンキな音の正体はテニスボールがたたかれる音のようだ。 ポカーン、ポカリのマヌケな音を聞いていると 現実に戻されそうになるので、急いで海へ向かう。 昼にもなると肌を刺すような日差し。 今年もあとわずかだというのにまだ暑い。 何もない海なのにムスメははしゃぐ。 ヒザまでつかり、砂を投げ、ヤドカリを見つけ、貝を拾い、珊瑚を拾う。 何よりも何もない海が楽しかったようだ。 潮風いっぱいに浴びたので、西表展望大浴場に入る。 西表島に沈む夕日を見ながら疲れをとるが、 昼間にコッソリ飲んだ ムスメのマンゴージュースの甘みだけが口に残る。 続く、、、
![]() 次の日もヤハリ雨、、、 ムスメにきれいな魚を見せようと、 雨がパラつく中、石垣島に戻り川平(カビラ)湾 へ向かう。 ところがソコに着くころには雨はやんでいた。 急いでグラスボートに乗り込む。 このグラスボート、 船底が一部ガラスになっていて海の中が見えるというシロモノ。 そのため、ホトンドが下を向く始末。 酔ってしまったのか、ムスメの喜ぶ顔を見ることはなかった。 光が差し込まない川平湾はサホド綺麗ではなかった、、、 『いつ(五)の世(四)までも末永く、、、』 当時は通い婚時代で、 婚約が成立した証として女性が男性に贈ったと言われる 「みんさー織り」 だからと言ってワタクシがソレをもらったわけでもなく、 もちろん通って来られたわけでもない。 ごくごくフツーの恋愛結婚である。 みんさー織りを作っている所に立ち寄り幾つか購入。 ツマがはまってしまう。 「足繁くおいでください」、、、 ホテルに着き、夕食をすませ部屋に戻ろうとすると、 ホールで「つちだきくお」 のライブがあるというので見ることにした。 ツアー客が多いせいか年齢層が高い。 眼を閉じてリズムをとっているのか、 寝ているのか、 そんな客もチラホラ。 ワタクシのナナメ前に座っている老婦は、入れ歯は大丈夫? と思うくらい、激しく前後に動き、手をたたき楽しんでいた。 そんな幸せな前後運動を見て、ワタクシまで微笑んでいた。 ここでも口をそろえて言う。 「八重山の天気は読めないよ。1度崩れると1週間は引っ張るからね。残念だけど、、、」 天気予報を見てもヤハリ雨、 来週まで雨。 おとなしく眠ることにした。 、、、、、、、、、、、 続く、、、 ![]() 岡山空港から那覇空港まで2時間弱。 さらに那覇空港から石垣空港まで約1時間。 目鼻立ちの濃い人が多くなる。 石垣空港に下り立った。気温27℃。 疲れたら南の島で骨休め。 そんなマヌケな旅はコレで3度目になる。 タクシーに乗り、小雨がパラつく中、離島桟橋へ向かう。 観光客を相手するのが疲れたのか、もともと無口なのか、 目鼻立ちの濃い運転手はなんとも無愛想である。 とくに弾んだ会話もなく桟橋に着く。 幾度か来れば雨の日もあるだろうヨ。 コレもまた自然。 久しぶりに雨宿りと言うものをしているんだなぁー。 そんな思いが突き上げてなんだか妙にホロ苦い。 たかが雨宿りで大げさな、なんて言うなかれ。 相変わらず昔も今も雨は降ってくるけど、 最近、雨宿りなんてしなくなったのではないだろうか、、、 「昨日までいい天気だったのに、今日からしばらくは雨だよ。」 そんな会話さえ生まれる。 しばらくすると船が来た。 高速船に乗り約30分、小浜島へ着く。 バスに乗りホテルへと向かう。 着いたころには陽が落ちるころだが、 あたりはボーっと白いモヤに包まれていた。 続く、、、 ![]() 人はなぜ旅に憧れを持つことがあるのだろう。 旅は日々の生活では得られ難く、 私たちの中の好奇心を満足させるものだ。 私たちは退屈に弱い生き物だから。 海を旅する楽しみの中で最大なのは潮の風を嗅ぐことだろう。 潮風をいっぱいに浴びて、海の匂いに包まれていると、 普段の暮らしを一瞬忘れさせてくれる。 潮の香りにはそんなチカラがある。 ココまで吹けばカッコイイのだが、 実は、ムスメが3歳になると何かとお金がかかるので 今のうちに行っておこう、 というのが本音なのである。 ということで、慰安旅行と言うべきか、逃亡旅行と言うべきか、 八重山諸島の小浜島 まで足をのばすことにした。 11月15日 朝8時、家を出る。 渋滞に巻き込まれヒヤヒヤしながら、岡山空港に着く。 チェックイン、荷物検査を済ませ、セキュリティゲートへ、、、 ワタクシの骨盤にシッカリと装備されたチタンが 反応したのか、しないのか、いつもココで止められる。 靴を脱ぎ、金目のモノをはずし、やっと通ることが出来る。 止められたワタクシを見る周りの目にもだいぶ慣れたが、 ワタクシのチタンよ、いい加減に骨盤と一体化してくれないだろうか、、、 そんなことを思いながら、搭乗ゲートを通り機内へと向かう、、、 続く、、、 ![]() 24日。 朝、5時半出発。 岡山からだと休憩を入れ車で2時間半で京都に着く。 意外と早い。 ムスメも楽しめる場所と言うことで、 東京から仕事で来ている義弟とツマと4人で さらに足を伸ばし小1時間。 物心がついた頃に来て以来の東大寺。 南大門、中門、大仏殿と廻り、 ムスメも喜ぶだろうとシカせんべいを買う。 お金を払い後ろを振り向くと、 ヨダレを垂らした数頭のシカに囲まれている。 ヤバイ、、、(せんべいを)ヤラなければヤラれてしまう、、、 服を噛み付かれ引っ張られモガキながらもムスメにせんべいを数枚渡すが、 想い届かずホトンド食べられてしまった。 息も絶え絶え、シカから何とか逃れたが、 服はヨダレで濡れ、シカのフンは靴の裏に深々と入り込み、 枝でフンをかき出している自分が虚しく思えた。 京都に戻り三条通り周辺を歩き、 日頃歩きなれないワタクシ夫婦は、 ミシンを踏み続ける足のようにブルブルと震え、 マヒしてしまった。 煮詰まっていた脳味噌がクリアになり、 歴史的建造物を見て何かしら得るかもしれないと思ったが、 ヤハリ、旅をするシカも飛べないシカもただのシカである。 < 前のページ次のページ >
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